【レオン】やっと観れた名作の感想

今回は、『レオン』

映画好きを公言しておきながら、実は通っていなかった名作をしれっとU-NEXTで鑑賞

期待通りの名作でしたので、鑑賞直後の感想をつらつらと

あらすじ

リュック・ベッソン監督のハリウッドデビュー作。舞台はニューヨーク。家族を殺され、隣室に住む殺し屋レオンのもとに転がり込んだ12才の少女マチルダは、家族を殺した相手への復讐を決心する。

引用元:映画.com

作品紹介

引用元:映画.com

・監督:リュック・ベッソン
・公開日:1996年10月5日(約30年前!?)
・上映時間:
132分(完全版)
キャスト:ジャン・レノ ナタリー・ポートマン ゲイリー・オールドマン

冒頭

冒頭は期待通りの『仕事』のシーンから

見事に依頼を受けた標的を静かに○していく様は一気にスタートダッシュで心を掴まれました

仕事を終えたレオンは自分の住処としているアパートへ帰宅

そこで右目の横をケガをしたマチルダと対面。

「どうした?」「転んだの」

そんなマチルダの「嘘」から始まる二人の出会いが、麻薬取締局の襲撃から怒涛の展開へ!

※ゲイリー・オールドマン かっこよすぎんか

引用元:映画.com

起承転結が丁寧かつダイナミック

・レオン、マチルダの出会い
・2人の絆が強くなるストーリー展開
・麻薬取締役との攻防
・最高のラスト

物語がすっごく分かりやすく、かつ観やすいという印象がとにかく強かったですね。

この映画に伏線やどんでん返しは良い意味で全く期待していなかっただけに、しっかりと一本の軸を深く表現してくれたことがとてもありがたかった。

個人的にある意味で期待と裏切られた部分は、意外とほのぼのシーンも多いということ

てっきり寡黙な殺し屋が、連れたくもない子どもをしょうがなく連れて仕事を遂行する映画。なのかと思いきや、むしろ真逆。

お互いを大切に想い、時にはじゃれあうシーンもあったりなんかで、それが逆に登場人物の感情に共感できるようになり、物語にがっつり入り込めた要因になっていました

敵・味方・第三者視点の味方 この構図が最高

敵:麻薬取締局
味方:マチルダ
第三者視点の味方:仕事依頼人のトニー

この登場人物の構図が、映画としてかなりツボでした

二極化された構図の真ん中に、しれっと中立的な立場で存在する人物はいい味だしてくれますよね

しかも!後半にスタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)がトニーに仕事の依頼について話すことで、実は今まで「スタンフィールド → トニー → レオン」の流れで仕事が遂行されていたことが発覚!

なんやこれ、最高にふるえるやんか。

トニーはラストもいい味だしてて、最高の脇役でした。

簡単にまとめ

今まで素通りしていた名作、改めて本当に鑑賞してよかったです!

マチルダがレオンの仕事についていきたいシーンにて

「君ももう少し大人に、、」
「もう大人よ。あとは年をとるだけ」
「俺は逆で、年だけは取ったがこれから大人に、、」

この何気ないワンシーンがとっても心に響きました。

仕事の目的はあれど日々を過ごしている中で、あるきっかけ(今作ではマチルダとの出会い)で自分を客観的に見つめなおし、さらなる成長へと進んでいくという感覚

なかなか伝えきれないですが、自分にも落とし込めたし、もっと自分を見つめなおして成長していきたいなと思えました(そういう映画ではないと思いますが、、笑)

何より今作は敵役が本当に光っていて、最高にキャラがたってました。オールドマン最高!

ふらっと見つけたら、DVDでも買ってみようかなぁ

今回はこのくらいで以上です、それではまた!

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